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気になる教育内容とは

医者と看護師

臨床工学技士養成学校の大まかな教育内容は、法律によって定められています。これらの内容は、大学であっても専門学校であっても必ず学ばなければなりませんが、具体的な科目に関しては各学校が独自に設定しています。教育内容は大きく3つの分野に分かれています。1つ目は基礎分野であり、科学的思考の基盤や、人間と生活について学びます。2つ目は専門基礎分野であり、解剖学や生理学などの医療系科目と、電気工学や医用機械工学などの工学系科目の2系統を学ぶことになります。3つ目は専門分野であり、臨床工学技士が扱う医療機器の仕組みや機能、操作方法などを中心に学習します。さらに学びの総まとめとして、病院で行う臨床実習も行われます。学年が上がるにつれて、授業内容が専門的になってきます。ところで臨床工学技士で行われる授業はほとんどが必須科目であり、必ず受けなければならない授業や実習が多いことが大きな特徴です。一般的には忙しい学生生活を送ることになりますが、それでも合間を縫ってサークル活動やアルバイトに励む人も少なくありません。もちろん学園祭やスポーツ大会などの学校行事があったり、海外にある学校と提携して交換留学をしたりすることもあります。忙しくても充実した学生生活を送る学生が多いのです。

どのような人が向いているのか

医者と看護師

医療関係の仕事に注目が集まる中で、臨床工学技士に関心を持つ人が増えています。臨床工学技士は医療機器のスペシャリストでありますが、医療技術の進歩に伴ってニーズが高まりつつある資格です。臨床工学技士には医学と光学、両方に精通していることが求められます。機械を扱うのが好きで、探求心が強い人は、様々な機械を扱う臨床工学技士の仕事にやりがいを見い出すといわれています。また医療にも機械にも興味があり、人の役に立ちたいという気持ちが強い人に向いている仕事といえます。技術の発展が著しい業界であることから、常に新しい情報にアンテナを張り、勉強を続ける向学心も重要です。もちろん医療機器の専門家とはいえ、機械だけを相手にしていればよいというわけではありません。チーム医療の一員として働いていくので、コミュニケーション能力がとても大切です。他職種と連携したり、患者やその家族とコミュニケーションを取ったりする場面が出てきます。例えば他職種の人に医療機器の使い方を教えたり、患者に医療機器を取り付けたりすることがあります。臨床工学技士は、意外と人と接する機会が多い仕事です。そのため、機械だけではなく、その先にいる人間への配慮ができることがとても大切になります。